自動車運転免許の書き換えに挑戦
- lilyinz
- 2022年8月1日
- 読了時間: 4分
更新日:2023年6月1日
みなさんは自動車を運転しますか?
私は日本にいたときはほぼ毎日、どこへ行く時も運転していました。
車があれば天候に関係なく移動ができるし、荷物が多くてもへっちゃらです。

クライストチャーチに来てからは毎日徒歩かバス移動なので、到着してからさまざまな物品の買い出しには苦労しました…。
ニュージーランドは言わずと知れた車社会。
車がないと不便なことが多いです。
もちろん、ガソリンが高かったり駐車料金や維持費がかかるというのは全世界共通ですが。
日本にいるうちに国際免許証を作ればよかったのですが、どうせ1年以上は居る予定だしなということで、今回は日本の免許証をニュージーランドの免許証に書き換えをしてきました!
ニュージーランドで車を運転する方法は大きく下記の3つの方法があります。
①日本にいるうちに居住するエリアの警察署で国際免許証を発行する
②日本の免許証の翻訳を発行する
③日本の免許証をニュージーランドの免許証に書き換える
この記事では③の書き換え方法について紹介します。
※なお、内容は状況により変わることもありますので、あくまでも参考までにご覧ください。
免許の書き換えとは?
免許の書き換えとは、日本で取得して一定の条件を満たした運転免許証をニュージーランドの免許証に変えることができるという制度です。
書き換えといっても、日本の免許証を破棄するわけではないので安心してください!
日本の免許が取得して2年以上経っているものであれば、学科や実技の試験を免除してニュージーランドの免許に書き換えることができます。
なぜならば、日本はニュージーランドが定める試験免除の国のリストに入っているからです。
国によってはイチから免許を取らなくてはなりません。日本でよかった!
ちなみにこれらの国にはイギリスやアメリカ、韓国、ドイツ、フランスなどの国も入っています。
単純にKeep Leftの国が免除というわけではないのは興味深いです。
書き換えをするには書類を揃える必要がありますが、申請さえしてしまえば10日ほどで免許証が郵送されてくるそうです。
免許の書き換えに必要な書類
免許の書き換えには下記の書類が必須です。
・日本の運転免許証の原本(取得から2年以上経過したもの)
・パスポートの原本
・自動車運転免許証抜粋証明
・申請費用
上記に加え持病がある方などはMedical Certificateが必要になるようです。
自動車運転免許証抜粋証明とは?
自動車運転免許証抜粋証明とは、日本の免許証を英語に翻訳したものです。
自分で翻訳したものやGoogle翻訳したものはNGで、必ず公式な翻訳書類が必要です。
オークランド、ウェリントン、クライストチャーチの日本国大使館や総領事館、領事事務所で$28.00(2022年7月時点)で翻訳がしてもらえるのでおすすめです。
直接現地に赴く必要があり、申請から受け取りまでに3営業日ほどかかります。
⚠️注意点
日本国大使館、総領事館、領事事務所での費用支払いは現金のみなので注意!
抜粋証明を手に入れた後は最寄りのAAへ行きましょう。
免許証の書き換えの申請
AAとは、New Zealand Automobile Associationのことで、簡単にいうと車関係の各種申請や保険の申し込みなどができる組織です。

黄色地にAAのロゴ…ニュージーランドに一度でも来たことがある方は見たことがあるのではないでしょうか?
現地で入力が必要な書類はApplication for conversion of an overseas driver licenceという紫っぽい紙の申請用紙です。
AAのウェブサイトからもダウンロードできますし、現地で記入も可能です。
私は行ってから記入しましたが、急いでいる方はあらかじめ入力したものを持っていくといいかもしれません。
AAは主に平日9:00~17:00が営業時間で、場所によっては土曜日の午前中も営業しているようです。
こういう世の中だからなのか、はたまた月曜日の15時過ぎに行ったからなのか、私が行ったSydenhamのAAは窓口が混み合っていて、到着してから手続きが終わるまでに1時間以上かかりました。
でも窓口の方の対応はすごく丁寧で、安心して申請をすることができました。
申請費用$52.10は窓口で支払いです。私はVISAのタッチ決済で支払いました。
ちなみに、申請時にAAで視力検査と免許証用の写真撮影があるので、覚悟して行ってくださいね(?)。
今日申請をしたので、10日以内には郵送で免許証が届くとのことです。
これでもうID代わりにパスポートを携帯しなくていいのかと思うと、なんとなく身軽になったような気がします。
下記私が免許の書き換えをした際に参考にしたウェブサイトを掲載するのでご参考ください。
在ニュージーランド日本国大使館 :https://www.nz.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryoji-shomei-license.html
ここまでお読みいただきありがとうございました。
不足がありましたら後日追記していきます。
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